「au PAY ポイント運用」のベースとなっている投資信託の実績をチェック!
通常、投資信託を始めるのであれば世の中にたくさんある投資信託から選ぶことができますが、これまでの説明の通り、au PAY ポイント運用のベースになっている投資信託は「auスマート・プライム(高成長)」の一択ですから、この投資信託の内容を確認しておく必要があります。確認できるのは、投資方針と過去実績などです。なぜこの投資信託の内容を確認する必要があるかというと、過去実績があまりにも不振(基準価額が長期で下落傾向)だといくらポイントとはいえ、そこにつぎ込むのは不安になりますよね。
では、まず「auスマート・プライム(高成長)」の投資方針をauアセットマネジメント株式会社のHPから下記に引用します。
複数のファンドへの投資を通じて、内外の債券、株式等に分散して投資を行い、リスクの低減を図りつつ、信託財産の着実な成長と安定した収益の確保をめざします。
auアセットマネジメント株式会社 HP
投資するファンドは、パフォーマンスなどの定量情報や運用体制や運用哲学などの定性評価等を勘案して決定します。資産配分比率は概ね、国内株式30%、国内債券20%、海外株式(新興国株式含む)35%、海外債券(新興国債券含む)15%を基本とし、上下10%の範囲内で配分比率を調整します。
次に過去実績をグラフにしてみました(引用元:auアセットマネジメント株式会社のHPの基準価額履歴から作成)。
一般的な投資信託同様に運用開始時は基準価額10,000円の設定でスタート。2018年12月26日迄(基準価額8,591円、過去2番目の安値)は下落傾向でした。その後は浮き沈みはあるものの長いスパンでみると右肩上がりで2020年2月25日にコロナ前の最高値10,840円を付けました。そして、コロナの影響による金融市場の不安定さから一気に下落するも、また持ち直し、2020年9月4日の基準価額はこれまででの最高値11,445円となりました。投資信託の規模を表す純資産総額も着実に増加し10.47億円となっています。
この基準価額の変動に線形近似線を追加すると、上記の通り、ゆるやかな右肩あがり(数式の傾きが+2.7203の正の数で、その傾きが徐々に増加傾向)の直線となりました。
以上から、過去実績を見る限り、長期の運用という視点であれば、ポイントとはいえ、つぎ込むのが不安になるということはなく、au PAY ポイント運用はメリットがあると考えます。
「au PAY ポイント運用」 毎日100ポイント追加のすすめ
では、au PAY ポイント運用でどのように運用していくかですが、手間ではあるのですが、一気にポイント追加ではなく、時期を分散しての追加をおすすめします。というのも先に書いた通り投資のリスク低減のカギは「分散」です。投資信託は投資先が分散されていることで、リスクが低減されていますが、更にポイント追加時期を分散させてリスク低減をはかります。具体的には定期的に一定のポイントを追加します。au PAY ポイント運用では最低の追加可能なポイントは100ポイントなので、ポイントが豊富にある方は毎日(毎営業日)100ポイントの追加をして長期間で追加していくことをおすすめします。少ない方は例えば毎月1日に100ポイント追加などでも良いかと思います。上記のグラフを見てもわかる通り、投資信託の基準価額は日々変動しています。また、そもそも投資信託は指値での取引ができず、au PAY ポイント運用の場合だとポイントを追加した2営業日後の基準価額をもとに確定されます。よってベースが投資信託である以上、運用の考え方も投資信託同様に長期に着実に行うことで利益を出せる確率が上がっていきます。定期的に一定のポイントを追加するというのは投資の世界では基本過ぎますが「ドルコスト平均法」による購入平均単価、ここでは追加ポイント単価を下げることを狙ったものです。そもそも基準価額がトレンド値でしか、わからないので「ドルコスト平均法」でブレることなく、定期的になるべく長期にわたって一定のポイントを追加していくことが、着実にポイントを増やす近道だと思います。
まとめ
以上が「au PAY ポイント運用」についての仕組みやベースになっている投資信託、実際の運用ポイントのおすすめの追加方法などです。
au WALLET ポイントがPontaポイントと統合されてポイントが貯まりやすくなりました。是非、定期的に一定のPontaポイントをau PAY ポイント運用で運用してみてください。
最後迄、お読みいただき、ありがとうございました!
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